実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。
疎かにしていた社内電話の重要性を再確認...電話マナー研修を受講
電機メーカーの営業として勤務の男性 25歳 Y.Kさん
入社から3年経って、後輩の指導を担当するようになりました。 もう新人じゃない。だけどベテランでもない。 この微妙な立ち位置に居心地の良さを感じて、ついつい緊張感を失いがちになってきた事に気付いたのは、年度末の決算期を乗り越えたタイミングでした。 教育を担当していた新卒社員から自分の先輩社員、果てはその上司に至るまで全社員向けに開かれた研修が、そのきっかけです。
研修の内容は、全社員向けの電話対応でした。 そもそもあまり電話が好きな方ではないので、社会人になってからも営業電話などで戸惑う事が多かったのは事実。もちろん、自分でもその自覚はあります。 それでも、先輩の指導にくらいついて、なんとか普通程度にはこなしてきたつもりです。 研修を受けていて自分の至らなさを再び思い知らされるに至るとは思ってもみませんでした。
多忙な中専務までもが参加していましたので、今思えばそれだけ重要な内容だったのでしょう。実際にこうして改善ポイントが山ほど提示されてしまうと、それはそうだろうと納得するしかありません。
電話対応研修と言う事で、社外に対する電話マナーや知識などが前面に出た内容になるのだろうと予期して参加したのですが、想像は初手から軽快に裏切られました。
講師の方のおっしゃるには、まずは身の回りにこそ礼儀を持つべきだと言うのです。
これは日本の格言にもある言葉で、「親しき仲にも礼儀あり」というもの。
近しい距離にいる相手に心を尽くせなくて、どうしてその先に行けるだろうか。
その問題提起は、私をぎくりとさせました。
常に緊張して挑んでいた社内連絡や社外とのやりとり。時間に追われるようにこなしているうちに、いつの間にか機械的になってしまっていた事に気付いたのです。
業務を遂行していればいい。その考えを打ち破った「親しき仲にも礼儀あり」の心構えは、これまでどれだけ私が社内の人間関係を軽視してきたかを思い知らせるようでした、
たまたまそれでも仕事が成り立ってきたのは、同僚や先輩、上司のフォローがあってこそなのだとやっと理解しました。
もう1つショックだったのは、私が指導を担当している後輩が、思いのほか社内で顔が広くなっていたという事です。でしゃばるようなタイプには見えません。きっと、電話連絡の端々に見せる相手への気遣いが好意を呼んだのでしょう。
これからは私も後輩を見習って、笑い声、クッション言葉などをもっと取り入れて、暖かい人間関係を築いていきたいと思います。
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