実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。
SWOT分析で自社と自分の強みを理解できました
自動車販売会社に販売員として勤務の男性 34歳 J.Iさん
自動車業界に入って7年目になります。
ショールームで販売に携わるようになってから5年。販売員として精いっぱいやって来たつもりです。しかし、店舗ごと、販売員ごとの成績は数字で無情に管理されるもの。どんなに頑張っていようが、情勢が悪かろうが、売上実績に対する評価にはなんら影響はありません。
私の販売席は、店舗の中ではだいたい中堅と言ったところです。
売れていないわけでもなければ、褒められるほど売れているわけでもない。バイトやパート社員であればこれでも満足できるのかも知れませんが、私は一時期には業績トップだったこともあります。それなのにこのふがいない現状はどうした事でしょうか。
何が足りないのか、どうして次々に追い越されていくのかを考え続けていました。
心が折れる前に研修セレクトの研修を受ける機会に恵まれたのは、幸運だったと思います。
私が受けたのは、販売者にとっては必須ともいうべきマーケティング研修です。 それまでにも様々な研修を受けては来ましたが、販売者向けのコミュニケーションや自動車の知識などに終始する事が殆どで、市場分析などに関しては手薄だったような気がします。 ですので、今回受けたマーケティング研修でロールプレイングを行ったSWOT分析は、目からウロコが落ちるほど目新しい物でした。 社会人にとって、自社の強みや弱みを把握するのは当然の事です。しかし、先人の知恵に基いて構築された分析方法を正しく使えるかどうかで、分析能力と把握できる情報の範囲は大きく変わってきます。 私達自動車業界の人間にとっては、飲食や農業生産にまで話を広げて解説されたSWOT分析はとても興味深く、社会の製造、消費活動の全てが関係しあっている事を思い知らされたような気がしました。
ロールプレイングの中で、もう1つ気付いたことがあります。
正しく顧客情報（外部の情報）と内部の情報を分離して考え、把握する冷静な視点と同じほどに重要な、「情理」に関して、いつの間にか自分が失念していたのかもしれない、という事です。
自社の製品が売れさえすればいいという販売姿勢に、いつの間にかなっていたのかもしれません。
初心のホスピタリティを忘れていたこと、新しくSWOT分析と4Pを理解しなおせたこと。今回の研修はとても有意義な時間でした。講師の先生、ロールプレイングで意見交換して下さったみなさま、ありがとうございました。
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研修セレクトでは、内定者、一般社員、販売、管理職など、各種業務にあたる人材に向けた講師をご紹介しています。今回はマーケティング研修を受講した方の体験談をご紹介していますので、ぜひ参考になさって下さい。
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