研修受講の体験談

実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。

内定ブルー脱却のきっかけになった内定者研修の受講

システム開発会社に内定の大学生 男性 21歳 R.Tさん

内定者

求人倍率などのデータから見れば就職難は解消されつつあるように見えますが、就活生である学生の立場から言わせてもらえば、就職氷河期はまだまだ全く終わっていません。 エントリーシートの平均提出数は26.4社。 学生がエントリーシート1枚にかける平均時間は4時間ですから、1人平均104時間を、提出物を書くためだけに費やしていることになります。そんな中私は就活5ヶ月目に中規模の企業から内定をもらい、翌月からは卒論の制作に没頭しました。

突如として猛烈な憂鬱に襲われるようになったのは、卒論も無事提出し、卒業を待つだけとなった時期です。 当初は原因が分かりませんでしたが、教授や友人に相談していくうちに就職そのものが憂鬱の原因なのではないか、内定をもらった企業に対する不安が憂鬱として表れたのではないかと考える様になりました。 その頃はまだ「内定ブルー」という言葉を知りませんでしたから、自分の贅沢な悩みに戸惑う以外に何ができたでしょう。 本当にこの会社でいいのか、自分の選択は間違っていなかったのか、もっといい企業が、もっと自分に適した職場が他にあるのではないかと疑い始めてしまうと、もう思考をとどめようがない状況。内定を断るしかないとまで思いつめ、まさに連絡する時期を伺っていたときのことでした。 内定をくれた企業から内定者研修の誘いがあり、迷いながらも参加することになったのです。結果として、それが私の救いとなりました。

内定者研修の受講

内定者研修が終わった時、綺麗に洗い流されたように「憂鬱」の影が消えていたのを覚えています。 何かを不安に思う時は、その対象を理解していない時なのだということに気づかされました。 あらためて考えてみると、同様の言葉を私は幾度も先輩や教授、就職課の職員の方々からかけられていたのです。ただ自分の理解が及んでいなかっただけで、それまでも解決の糸口は何度も私の前に与えられていたに違いありません。 悩んだ時にどのように視点を変えて問題に対峙できるか。これが今後の課題だと考えています。

悩んでいる、憂鬱だと言う自分の内面だけを通じて物事を観察するのでなく、自分が取り組むべき対象そのものを見極めて、それがどういうものかをしっかりと判断する。 そうして分かったことが、おそらく自分には「社会人としての自分像」が見えていなかったということです。 内定をくれた企業に就職した後、自分がどのように朝の時間を過ごし、どのように出勤の道を辿ってどのように朝礼に臨むのか。そして、どのように業務を遂行するのか、全く頭の中に実像を結んでいなかったと気付いたのです。 問題はどの企業を選ぶかではなく、「自分がどう働くか」なのでしょう。 ここに思い至ることができたのは、内定者研修を受講したおかげです。どうもありがとうございました。

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