実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。
経営者が抱える人間関係の悩みに研修で打開策を..コミュニケーション研修を受講
美容院経営者の女性 39歳 S.Wさん
私は現在2店舗のサロンを経営しています。 幸い顧客も増えてきたので来年には新店舗を開拓する計画があるのですが、このままではいけないのではないかと思ってサービス業の経営者向けコミュニケーション研修に参加する事にしました。
経営者とは言っても私はもともと美容師ですから、接客に立つ事ももちろんあります。 古い付き合いのあるお客様にご指名をいただく回数自体は減ってきましたが、技術研修の参加は欠かしません。 休憩時間を社員や見習いのみんなと一緒に取ったり、親睦会を開いたりと、なるべく全員と打ち解けるように時間を取ってきたつもりではあります。 しかし、つい厳しい事を口にしてしまいがちなせいなのか、どうしてもスタッフと私の間で、距離が遠いのです。 店舗を拡大すれば、より一層信頼関係は重要となってくるでしょう。 この研修は、事態を改善するきっかけになる。そう期待して研修に臨みました。
研修はまず順を追って、座学から始まりました。 何のためにコミュニケーションを取るのか、また、コミュニケーションの基本的な考え方を忘れていないか、認識しなおす作業だったように思います。 それから、ロールプレイングの時間です。 ロールプレイングは、座学で提起された問題や課題にそって行う実践的な授業の形のひとつ。 研修参加者がそれぞれケースごとにグループを組み、ロールプレイを行ってはお互いにアドバスを送り合う。 参加者は全員経営者だというのに、その場では誰もが一人の生徒でした。 熱中するあまりその最中には本来の悩みを忘れそうなほどでしたが、研修の終盤になってまとめに入った時、改めて各々の抱える悩みに向き合う事に。 その時改めて考えて、私は自分と自分のサロンに何が足りなかったのかを悟ったような気がします。
コミュニケーション研修はとても有意義な体験でした。
人とやり取りするという事は、指示を与える事ではない。
相手に何かを伝える道具は言葉だけではない。
人間関係を成立させるには、相手の人間性や背景を思いやれなければならない。
これらは、人と人とが接する時には最も当たり前の事ばかりです。しかし、近年の私ときたら、忙しさやプレッシャーに飲み込まれて、お客様以外には笑顔すら見せてこなかったように思います。
この研修のおかげで大事な事を思い出させていただきました。ありがとうございました。
研修の中で具体的な改善計画のヒントも得られましたので、早速実践して行きたいと思っています。
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