実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。
不満は改善の原動力だった!管理職研修で意識改革
信販クレジットサービス会社にお勤めの男性 45歳 K.Uさん
私は2年前、社内で昇格し、管理職のポストを任せられるようになりました。 管理職とはいっても、いわゆる中間管理職です。 重大事項についての決定権はほとんどなく、上意下達をテンプレート化したような関係性の中で上司、部下、双方の不満に挟まれる日々の繰り返しでした。 心身共に擦り切れるようなうんざりした気分に陥ってしまっていました。そんな状況を改革するきっかけとなったのが、管理職研修を受講したことです。
ある日、部下からの不満に応える形で面談が行われました。 疑問を解消する場がない、業務を改革しろといわれてもどうすればいいか方針が見えない。 現場や上層部には、その意見に対する回答が存在しなかったのです。 打開策として私の直接の上司から発案されたのが、外部から講師を招いて研修を行うことだったのです。 会場には時間貸しの会議室を用意しました。
講師といっても一介のビジネスマンです。私や上司とそう違いない人材がやってくるのだろう。 そう懐疑的に捉えていた私の目を、今回の研修が覚まさせてくれました。 まず驚いたのが、講師の方は最初から私の職場に蔓延している問題点を的確に見抜いていたことです。 経験豊富な方のようでしたから、彼からすれば当然の指摘なのかもしれません。 しかし、冒頭での問題提起があってから、上司達の顔色は如実に変わりました。 社外の人間に痛い所をつかれたというのもあるのかも知れませんが、おそらく私同様に冷や水をかけられた心地がしたのでしょう。 その証拠に、管理職研修以降の社内改革は、それまでが嘘のようにハイペースで進み続けています。
当然のように踏襲してきた仕組みを変えるのは大変なことです。 しかし、社長をはじめとした役員も、われわれ中間管理職とよく話をするようになり、部下の意見をしっかり吸い上げてくれる様になりました。 変更するのが難しい所も少なくないのですが、全員で意見を出し合って新たに構築しなおそうとしている社内には前向きな活力が溢れています。 上役と一般社員の率直な意見交換が日常になったのは、以前の状況からは考えられないほど大きな変化です。 この会社に不足していたのは、前向きな「コンフリクト・マネジメント」なのだと、今でははっきりと口にすることができます。衝突を恐れていては前には進めない。これは仕事を行う上で、前提として持っているべき認識だったのかもしれませんね。
講師の先生にとっては、数々手がけている管理職研修の1つでしかないでしょう。 しかし、我々にとっては忘れ得ない転換点になりました。 これからは、部下や上司との衝突にひるまない「強い」人材になって行きたいと思っています。今回は本当にお世話になりました。 年が明けたら、また新人が入社してきます。彼らにもいずれ研修を受ける機会を設けたいと思いますので、その際はどうぞよろしくお願い致します。
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