研修受講の体験談

実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。

一般社員だからこそ「研修は受けるべき」と実感!

機械メーカー会社勤務 女性 23歳 N.Yさん

一般研修の講師

学生時代には、各分野の専門家がそれぞれ講義を担当して、学生の質問に逐一答えてくれたものです。しかし、そうして大学や専門学校で多くを学んで社会進出を果たした、多くの人達が大きな壁に突き当たっているのではないでしょうか。 私もその一人だったのです。
誰もが社会人となって壁に突き当たるのは当然として、それをいかにして乗り越える道を示せるかで企業としての厚みが決まってくるのではないかと思います。

幸いにして、私の入社した会社では、各部門に不足しているスキルを有した講師を派遣してもらい研修を実施してくれました。当時の私にとって一般社員の研修が何かしらの専門分野を形成するということ自体が驚きでしたが、研修を経た今では何の意外性もありません。 自分が立ち止まってしまった時に何が足りないのかを見出すことや、不足している要素をどうやって補うかが大事なのだと気づかせてくれました。 知識だけでなく知恵を獲得する方法や、独自の法則を編み出す仕事というのは、そのためのアプローチが大切なのだと気付くことができたのは、まさしくあのときに受講した研修のおかげに他なりません。

企業によって、職種によって、ポジションによって必要な研修は変わってきます。 ほとんどの企業では先輩社員が後輩に仕事を伝えていくということが慣例になっているようですが、ビジネスマンとして秀でた人が研修講師としても優れているとは限らないのです。 実際、私の担当をしてくれた先輩は残念ながら他の業務に精通しておらず、他の部署との連携などが苦手なようでした。また、先輩本人は経験則から理解しているコツなどもなかなか言葉にならないようで、「ここではこうすることだ」と決めつけるばかりで、日を追うごとに追いつめられていくように感じていました。
この度、派遣されてきた講師の研修を受けることのよって、ようやくそれらの「決めつけ」の理由や、どうしてそれが必要なのかを理解することができたのです。

会場と受講者

それから再び先輩による指導に向き合ってみて、ようやく見えたものがあります。それは、理解できずに苦しむ私を前にして、先輩もまた悩んでいたといことです。 先輩は確かに一生懸命私を指導しようとしてくれていましたが、必死になるあまり言葉を探しあぐねていたようにも感じます。 この時の「理解」を礎にして、先輩の指導に合いの手を入れる形で疑問をさしはさんでみました。お互いの口数が増え、業務以外の会話も増える様になり、先輩が指導から離れる頃には以心伝心の様な関係になっていました。

いずれ私も後輩を指導する立場になるでしょう。 そうしたときのことを考えると、やはり自分も派遣されてきた講師のように分かりやすく指導しなければいけないと思うのです。自分が仕事をこなせるだけではなく、後輩まで適切に指導できてこそ、会社にとって本当に役立つ人材なのだと思います。 なぜなら、あのときあの研修を受けていなければ、私だって挫折していた可能性があるのです。理解したくてもできないという苦しみは、それを抱えている本人にしかわかりません。 壁を1つ乗り越える手助けだけでもできるようになりたい。私はそう思います。

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